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砂防ダム Q&A

1.

砂防ダムは普通のダムの違いは?

 

私たちが普通目にするダムは貯水ダムと呼ばれ、水を溜める為に作られています。高さ14m以上のものを貯水ダムといい、それ以下のものを堰提といいます。利用目的は、発電、治水、利水など多目的です。

3.

5.

砂防ダムに土砂が埋まるまでの期間は?

 

10年前後の年月で満砂するものから、春にできた砂防ダムが、2~3度の大雨で秋には埋まってしまう事もあります。 地形や条件により様々です。

砂防ダムの建設費は?

 

高さ14m級のもので1~4億円もします。 これは、本体のみの価格で、工事用の道路、橋、トンネルなどの付帯工事を含めると、その2倍以上の値段になることもあります。最近は砂防ダムが大型化する傾向にあり...

2.

砂防ダムはどこにあるの?

 

山の中の川や沢にたくさんあります。 貯水ダムが全国で約2,700基あるのに対して砂防ダムは約9万基、流路工(ほぼ3面張り低堰堤群)8792、254km超、これはアメリカ全国土の1m以上のダムの数の1.2倍に達します。

4.

砂防ダムの悪影響は?

 

川の連続性消滅で川環境に多大な影響が生じる、上流からの土砂供給の不足、中下流の河床低下、海岸線浸食、骨材不足の副作用、コンクリートの寿命で満砂ダムの決壊の恐れ...

6.

砂防ダムは必要ないの?

 

砂防ダムの建設によって、土石流や土砂崩れの発生しやすい危険地域にも人が住むようになりました。しかし砂防ダムでは災害を完全に防ぐことはできません。

渓流保護ネットワーク

砂防ダムを考える

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