DAMNATION × トークショー
昨夜パタゴニア白馬店にてダムネイションの上映会があった(約60名参加)。上映後、日本に膨大な数が造られている砂防・治山ダムの問題の話をする時間を設定してもらった。 ダムネイションの最後の方でおおよそ次のような内容が語られた「行動のない感傷は魂を殺す。情熱を持つ人が多ければ目的を達成できる。」まさにそのとおりだと思う。アメリカのこの動きには、数十年をかけて法整備や科学的に論じる客観性の提示、世論の喚起など、幅広い責め方がすばらしいものがある。ダムに異を唱えた数十年前は過激派などと変人扱いされたが、今ではそれがまともな象徴に変わってきているという変化、なんと心強く感じることだ。 パワーポイントを使い簡単に砂防問題を説明した後、6人くらいのグループに分かれそれぞれの感想や意見を出し合ってもらった(写真3番目)。また数年前から渓流ネット、水と緑の会などの連名で反対してきている霞沢砂防ダム建設に関しては、ファックスを使って松本砂防事務所に反対意見を送る行動をとってほしいことを伝えた。 足を運んでくれたみなさんは意識が高く、思いを形にしたいという気持ちを持っていることがよく伝わってきた。 最後にみんなさんでダムネイションへの出発を期待し写真を撮って終了となった。